先輩インタビュー

信金だからできることを大切に、地域経済の発展・貢献を掲げて活動しています!

地元のお客さまに寄り添う唯一の金融機関でありたい

「お客様のために、地域貢献のために」という思いを胸に活躍中のお二人に話を聞きました。
岡崎 稜:高砂支店 渉外担当 2016年入庫(名古屋商科大学 経営学部経営学科卒):
後輩に教える立場にもなっているので、スキルアップを重ね、キャリアアップをめざしていきたいと意欲的。会社の野球部ではキャプテンを務めています。
吉川 純平:高砂支店 渉外担当 2021年入庫(東北学院大学 法学部法律学科卒):
就活中に宮城第一信用金庫のインターンシップに参加、その体験が就職を決める大きなきっかけになりました。

「地元貢献できる仕事」「野球ができる環境」の二つが叶った職場。お客様からの信頼に応える存在に!

岡崎 稜
岡崎:「社風は和やかですね。経営理念にもある、働きがいのある職場づくりという点を一人ひとりが意識して、上司や先輩とのコミュニケーションも取りやすい環境です」

岡崎 稜
岡崎:「入庫前の研修、さらに入庫後も決算書の見方や担当業務に必要な研修がその都度入ってきます。覚えることは多いですが、周囲のサポートがしっかりしているので安心です」

出身は宮城県の利府町です。小学校2年生から野球を始め、大学も「野球ができるところ」ということで名古屋の商科大学に進学しました。私の就職活動の軸は2つあり、「地元に戻って地域に密着した仕事をしたい」、「長年続けた野球を続けたい」ということでした。そのような環境を探していた中、軟式野球部がある宮城第一信用金庫は私の希望に叶った職場でした。信用金庫は会員による相互扶助が目的でつくられた組織で、会員のお客様は中小企業や個人のお客様、そしてエリアも限定されています。大学では経営学を専攻し、その中でお金のニーズと世の中の需要の関係などについて学んだので、それは仕事で活かされていると感じています。
 現在は若林支店で渉外担当として日々お客様を訪問しています。お客様の業種は様々で、基本は集金業務になりますがそこから会社の事業に関する相談を受けたり、個人のお宅ではおばあちゃんからお孫さんの話など家族の話題を聞いたりすることもあります。こうしたコミュニケーションができるのはお客様からの信頼の証であり、「お客様の話に耳を傾ける」ということはとても大切です。地元にプロ野球チームがあるので野球好きのお客様も多く、当金庫が野球の大会で勝ったとなれば「新聞見たよ、勝ったね」と声をかけていただくのも嬉しいです。しかし、実は私は人見知りなところがあって最初は不安が大きかったです。それでも訪問を重ねていくうちに、そのお客様がどういうものに興味があり、新聞はどんな記事を読んでいるのか分かってくるので、それらを事前に把握しておくことや話題の情報を収集したりすることで徐々に人見知りを克服していきました。
 この仕事は様々な業種のお客様とお話しする機会も多いので、各業種の内容やそれを取り巻く現状を学ぶことができ、常に勉強させていただいています。学びを仕事にもつなげていけることは大きなやりがいです。また、お客様に必要なお金を融資した際の「本当にありがとう」という感謝の言葉は仕事のモチベーションになり、「この仕事をして良かった、お客様の役に立てた」と達成感と大きな喜びを感じます。まだまだ勉強することも多いですが、お客様との関係では私が何かを提案する前に、お客様から「こう思っているんだけど、岡崎くんはどう思う?」と相談されるような頼りになる人になりたいです。(岡崎)

入職の決め手はインターンシップ体験。仕事をする未来の自分を感じることができたのは大きかったです

吉川 純平
吉川:「上司や先輩は、マンツーマン指導ではないですが、自分のために時間を割いてくれ、ゼロから手取り足取り教えてくれる面倒見の良さ。私には本当にありがたい存在です」

金融系を志望して就職活動を行い、様々な企業へエントリーしました。宮城第一信用金庫もその中の一つでしたが、決め手となったのはインターンシップ体験です。コロナ禍もあって説明会だけという企業も多い中、実際に職場の雰囲気や仕事風景を見ることができたのは印象的でした。業務内容はどういうものかということを知ったことで地元密着の信用金庫というものに魅力を感じ、そこで働く自分もイメージできました。
 新入職員は、基本的に入庫すると始めは窓口担当からスタートです。金融というとけっこう硬いイメージがありますが、店舗は地元密着というだけあってお客様も「ちょっと知り合いのところに来ました」というような柔らかい雰囲気で来店されます。半年間窓口業務をして気づいたことは、お金そのものの扱いだけでなく、実際はお金が動くことによって生まれる書類作成や住所変更などの細かい業務が多いことです。業務に慣れてからは、渉外担当者として外に出ていくことになります。不安な気持ちもありながら、お客様一人ひとりと訪問することで、様々な金融サービスを提案できるという新鮮な感覚で仕事ができるようになります。
 大学では法学部で法律を学びましたが、実際に働く・就職するということを考えた時に、「お金」というものを通して地元に貢献できる金融系の仕事が自分に向いているのではないかと思い業界を絞って就職活動をしました。さらに金融系でも、銀行などは不特定多数のお客様と関わりますが、信用金庫はエリア限定で地域の方々が利用者です。その一人ひとりのお客様に「深く・狭く」関わることができる、一人のお客様に割ける時間が多いことで地元密着になるのがいいなと思いました。
 私はこれから新たにお客様との関係性を築いていくことになりますが、お客様の中には40年、50年と金庫とお取引いただいているお客様もいて家族的な雰囲気で迎えてくれる方が多いと聞いています。今後、渉外活動を通して出来るだけ多くのお客様の話を聞いて、早く信頼される存在になりたいと思います。また、大学時代にファイナンシャルプランナーの3級と2級を取得しましたが、保険を扱うために必要な資格取得が当面の目標です。勉強を重ねながら、一人でも多くのお客様に喜んでもらえるよう、「みやしん」の一人として成長していきたいです。(吉川)

企業研究のポイント

企業研究で私がポイントに挙げたいのが、インターンシップです。その業種・企業が自分に適しているのか、職場の雰囲気はどうなのかはとても大事なことであり、それを見て・聞いて・知れる良い機会がインターンシップです。職場や組織の雰囲気というのはインターネットだけではなかなか分かりません。実際に足を運ぶことで、肌で感じることができるので参加をお勧めしたいです。私はインターンシップに参加したことで信用金庫について理解し入庫後もイメージの相違がなかったので、企業への入社時に後悔しないための方策としてもインターンシップ体験は有意義だと思います。
 それから、いろいろな業種を見ることで新しい発見をすることもあります。そこから自分はこういう仕事をしたいという気持ちになることもあると思います。特に、「これをやりたい」というものがない場合は、いろいろな業種や業界を見て、自分の興味関心を知るのがいいかもしれません。その際も、インターネットの情報だけでなく自分の目で確かめることが大切だと思います。(吉川)

「みやしん」について

本店営業部
会員数は16,000名以上、店舗は仙台市内に10店舗、名取市、大崎市・亘理郡に各1店舗の13店舗ある。宮城県に根差した金融機関として生活や事業を幅広くサポートしています。

当金庫は「みやしん」の愛称で親しまれています。今や地元に根差した金融機関としてなくてはならない存在となっています。銀行が株主のために利益を上げるのに対し、信用金庫は会員に配当を出すという点が異なり、その会員は地域に住む人や事業を営む人が対象となります。「地域密着の仕事をしたい、地元に貢献したい」と考える人には、やりがいを持って働ける職場です。
 当金庫の経営理念の一つに「働きがいのある職場づくりと、信頼される人財を育成します」とあります。話を聞いた二人の職員からも「風通しの良い職場」であることが感じられると思いますが、それは地域のために一丸となって働く職員たちの連帯が生み出すものであると思います。金融系、地域貢献という条件で活動中の人は、ぜひインターンシップにも参加してみてください!